【ルパン三世】ルパン三世　九谷焼　酒グラス | トムスショップ

TVアニメ「ルパン三世 PART6」よりルパンと不二子をステム（脚）に再現しました。
九谷焼伝統の画風との組み合わせをお楽しみください。

ルパン・不二子の色は特殊な洋絵の具を用いて実現。
九谷焼伝統の柄も手作業で一筆一筆細かく表現しています。

作家 山近泰（やまちかやすし）氏が主宰する「大志窯」で、
熟練の職人が全て手描きで絵付をしています。

今回の酒グラスに合わせて特製の箱を制作、お届けいたします。
※単品のご注文の場合もオリジナルの箱に入れてお届けします。

Ⅰ.　高度な転写技術と
手描きを組み合わせた絵付け

九谷焼は元来手描きによる上絵付けを主としていましたが、産業として発展する中で転写技術もさかんに導入されてきました。転写とは、様々な絵の具を使ってスクリーン印刷で転写紙を作成し、それを手作業で貼り付けて窯で焼くことで、均一の品物を作成する技術です。
転写と手描きを組み合わせて品物を作ることは、実は簡単ではなく、これらの手法では焼成温度が異なるため、絵付けの順番を工夫して複数回に分けて焼成しなくてはなりません。また今回、ルパン・不二子の服の色は本来の九谷焼では出しにくい色ですが、特殊な洋絵の具を用いることで実現しました。この絵の具は、独特の焼成温度が求められる他、窯への空気の入れ方にまで気を付けなくてはならず、これにより一段と複雑な製作工程となっています。
九谷焼の新旧技術を結集した逸品とも言えます。

Ⅱ.　大正時代に
人気を博した伝統柄

手描き部分の絵柄は「青粒鉄仙（白粒鉄仙）」と「花詰」という伝統画風を組み合わせて仕上げました。大正時代、九谷焼が海外に広く輸出された時代に生まれ「豪華絢爛な九谷焼」というイメージの元となった画風です。

Ⅲ.　ガラスと磁器の接合を
可能にした特殊技術

鏑木酒グラスは、スロバキアの老舗グラスメーカー「RONA」のグラスと、九谷焼（磁器）を接合することでできています。本来、異なる素材を接ぎ合わせることは非常に難しく、これまでも全国で様々な企業が挑戦してきましたが、一旦くっついても数ヵ月でとれてしまう、というのが業界の常識でした。
そんな中、普段使いできるレベルの強力な接合を可能としたのが、業界のパイオニア「清峰堂」の特殊な技術です。その強力さは、無理やり外そうとしても接合部分ではなくグラスか磁器が先に壊れる、というほどです。詳細は企業秘密ですが、全国的にも常識破りな非常に珍しい技術となっています。