そのあゆみは、開国間もない頃、海外貿易を志した森村市左衛門が、銀座に貿易会社「森村組」を創業して米国への輸出貿易を始めたことから始まります。
　当初は骨董品や雑貨を扱っていましたが、次第に陶磁器の将来性を確信し、「美しく白い精緻な洋食器を日本でつくりたい」と、洋食器の製造を決意。
　1904年（明治37年）、名古屋の則武の地に「日本陶器合名会社（現株式会社ノリタケカンパニーリミテド）」を設立し、試行錯誤ののち、1914年に日本で初めてとなる洋食器ディナーセットを完成させました。
　以来、日本のメーカーならではの確かな品質と繊細で感性豊かなデザインによって高く評価され、家庭の食卓からホテル＆レストラン、また大切な人への贈り物として、世界中の皆様にご愛用いただいています。